このたび、作品「MITSUKO」が、アートインキュベーション主催「STEPPING INTO A WORLD Ⅱ」で優秀賞を獲得し、2024.2.14~2.21の1週間、ニューヨークのSOHOにあるGallery MAX New Yorkで作品を展示する機会をいただきました。

12月11日,12日にPeaceFood倶楽部（小泉靖子先生主催）からのお声がけで「墨を使って自身を表現してみませんか？」をテーマにマクロビ料理とコラボワークショップを開催いたしました。日頃から感じているできごとや大好きな趣味、想い描いている夢、来年へ向けての希望などを作品から感...

新芽が出てくると古くなって傷んだ葉を切っていく。結婚当初から28年間、それを繰り返してきた我が家のケンチャヤシ。どんな時もその生命力をいつも感じ、パワーをもらってきました。古くなって捨てなくてはいけない葉の形を残したい想いで作った作品です。

両手に埋もれた赤ちゃんだった娘たちの甘い香り今でも鮮明に残る香りの記憶の1つです。

自分と同じMITSUKOという香水をつけていた母今は歳を重ねて体も小さくなってしまったけれど、母の強く生きてきた生き様と今穏やかに過ごしている姿を香りと重ねて表現をしました。

幼い頃、祖父母と行った軽井沢朝お散歩をすると雨あがりの土から湧き上がる根の香り幼いながらも自然の壮大さを感じた祖父母との幸せな時間を思い出します。

10代の頃に親友と行った初めての海外緊張とワクワク感で空港に降りた時の日本にはない香りはあの頃の感情や思い出が蘇ります。

MITSUKO、天使たち、旅、根の『香りの記憶』は全て私の人生を彩る良い記憶です。良い記憶には色が添えられています。墨象で作った4つの作品の色をここで1つにまとめました。

雲がかかる三日月は、秋の澄んだ空気の空に一際光り輝いています。三と日の漢字を雲に見立てて、雲の中から満ち欠けによってできた細い月を表現しました。雲の中に消えそうで消えない光り輝く三日月は、しばらく眺めていたいと思わせます。